【タロットがもっと深く読めるようになる!】しげおとがんじぃ ~ 死神 編~

つら男と別れたしげおとがんじぃは、何かにひどく腹を立てている死神と出会った。
第十三章 死神
お目ぇ、さっき「人間なんて滅びれば良い」つってたが…人間界には俺の大切な仲間たちもいるんだ。滅びちゃ困るんだよ。おめぇ…何か嫌な事でもあったんか?
だがしかし、人間とは鈍感なもの…。その意図に全く気付かず、泣き、わめき、執着し…宇宙の次元上昇を妨げている。
人間がエゴ・我・執着を手放せば、宇宙や地球はもっと良くなるというのに…。人間にはほとほと愛想が尽きたのだ。
死神は、人間の次元上昇の手助けをしてくれる「神様」の一人
だから戦争が無くならねぇって事もわかってる。年とってもいつまでも成長できねぇ爺や婆みて絶望したりもするさ。
占いなんて、エゴや我が蔓延してる世界だしな。裏事情を聞けば、本当、自分の事しか考えてない人間ばかりでクソだなと思う。でもな、そういう奴らばかりじゃねぇんだ…。
お主らの中でも、切磋琢磨に頑張っている人間もいることは知っている。だがしかし、それ以上にエゴ・我・欲の塊の人間の方が多いのだ。私はそれにうんざりするのだよ。
だがな、待ってくれ。その切磋琢磨に頑張っている人間たちも、いつかの前世ではろくでもない奴だったんだぜ。でもそこから這い上がって、人は成長してるんだ。…もうちょっと見守ってやってくんねぇかな……??
おっしゃる通りです…!!
自分自身がエゴや我・欲まみれだといつか気づく人間もいる。気づかず人生を終える者もいる。でもそれも自由意思。宇宙がお与えくださった意思通りである。すべては計算通りなのじゃよ。
終わりを受け入れる。
そうだった…人間の近くにいる事で、どうやら私も感化されてしまったようだ。そうだ、私は死神。淡々仕事をすれば良いだけだったのだ…。なんてことだ。私は自分が恥ずかしい!
こうして、死神は自分の恥と一緒に、しげおの一部の記憶も消し去ったのだった。
しげおとがんじぃ よもやま話
死神は、おどろおどろしいがゆえに敬遠されがちじゃしな。それがゆえに、不快な思いをしたのかもしれん。
実は、物事が終わる時は、死神がベストタイミングで終わらせてくれている時 でもあります。
しかし、恋愛のお悩みや、自分のやりたい事に対して終止符が打たれた時…私たちはどうしても、抵抗してしまいますね。
そんなわけない。
そんなはずない!!
そう感じてしまうのは、私も同じ人間としてとても理解できます。
ですが、死神は「不要なものを終わらせてくれる神様」であり 「汚れ役を一手に引き受けてくれる、尊い神様の一人」 でもあるのです。
「終わり」や「死」は、悲しい事ではありません。新たなスタートの合図に過ぎないのです。
そう私たちが捉えて理解出来たら…きっと死神も喜んでくれますし、私達の人生もさらに豊かになるのではないでしょうか?
死神を敬遠するのではなく、受け入れ、認めることからぜひ始めて見てください。そうすることで、更なる良きことがあなたの身に訪れてくれることだと思いますよ(^-^)
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