【2024年決定版】タロットカードの意味を楽しく覚える! 『正義』編 恋愛、結婚、復縁、仕事、人物像、人間関係、相手の気持ち、アドバイスを解説
目次
タロットカード 正義とは
正義とは、行ったことに対して公正な判断、裁きがくだされる事を示すカードです。宇宙の判断・裁きは秤を使って厳密に精査(せいさ・詳しく調べること)されます。それによってふさわしい結論を現実に反映してくれるのです。
正義の世界観
行ったことに対しての裁きが行われ、決断が下されます。私情(個人としての感情)無しの結果が出てくるのです。冷静に客観的にみることの大切さ、物事に対する因縁果を示します。
正義のカードから読みとれる世界
右手に剣を持ち、左手に天秤を持った女性が座っています。剣は「厳しさ」「知性」を表し、天秤は「公平さ」を示しています。
正義はどんな物事もしっかりと公平に判断します。どんな理由や事情があろうとも、それは全て秤にかけられ、精査されるのです。
あなたの行いと心の在り方が正しいときは、幕の後ろにある世界へと進むことができますが、行いや心の在り方に偏りがあるとき、あなたは厳しい裁きを受けるでしょう。正義の前で嘘はつけません。あなたの事は裏も表も、全てお見通しなのです。
正義が正位置で出た場合の意味
正義が正位置で出た場合の一般的な意味は
「正義・名誉・正しい結論・正しい判断・公平・契約・バランス」
という風になります。
自分の行った行動が正しく評価される場合が多いです。
正義が逆位置で出た場合の意味
そもそもの正義の世界観は変わりません。
「やったらやっただけのことが返ってくる。決断を下せる。結果が出る」事を示します。
ただし、逆位置の場合はその力が正しく発動しません。
- やったことに対しての釣合いが取れない結果が返ってくる
- 不平等や不公平
- 冷静に物事を判断できない
- バランスが崩れる
- 感情的になり、理性を保てない
- 厳しすぎて相手や自分を裁いてしまう(ジャッジする)
という風になります。このカードが出た時は、自分自身に偏りがないか注意しましょう。
正義が逆位置で出た場合のアドバイス方法
- 偏ってしまう原因は何か?
- どうして釣り合いが取れないのか?
- 感情的になっていないか?冷静になれるか?
- 厳しすぎはしないか?
などを考えると、解決への糸口やアドバイスが見つかってきます。
正義が出たときの人物像、印象、外見
正義が出たときの人物像、印象、外見としては「冷静な人」「知的な人」「厳格な人」「まじめな人」「スタイリッシュな人」となります。感情をあまり表に出さないタイプが多いでしょう。逆位置で出た場合は「感情的な人」「すぐにジャッジする人」「言ってることとやってる事が一致していない人」「クレーマー」となります。
恋愛や結婚、復縁を占う時に正義が出た場合
恋愛や結婚、復縁を占う時に正義が出た場合、恋愛/結婚なら相手を冷静に見つめることが出来ますので未来に向けて適切な判断を下すことが出来ます。たとえ浮気や不倫をされたとしても、冷静に対処することが出来るでしょう。
復縁を占う時に出た場合は、あなたの想いが現実に反映されます。「自分はどうせ愛されない」と思っている人はそれが可決されますのでご注意を。
逆位置の場合は、恋愛/結婚に対して感情的になってしまい、正しい判断が出来ない恐れがあります。そのためモラルに反した恋愛をする事も。それを避けたい場合は物事をニュートラルかつ多角的に見るように意識し、表面上の問題に捉われないようにしましょう。 問題の本質を見る目 が問われます。
復縁の場合は「○○しなければいけない」「絶対に彼でないとイヤ」という、主観が強くなってしまいます。そのため、自分が周りの人から裁かれる側に回る事があります。全体を見ることが出来ない状態でもありますので注意してください。
仕事を占う時に正義が出た場合
仕事を占う時に正義が出た場合、頑張った成果が認められやすい時でしょう。「昇進」「昇給」と言った事も起きやすい時です。職種でいえば警察官、消防士含む公務員などのルールがしっかり決まっているお仕事や、弁護士、また何かを観測するようなお仕事も当てはまるでしょう。
逆位置の場合は、周りの人をジャッジしてしまったり、行動と結果が結びつかないため、周りになかなか認められない事が多くなります。自分の中の偏りを精査してください。
未来を占う時に正義が出た場合の意味
未来を占う時に正義が出た場合、自分のやった行いが正しく評価されたり、現実に反映されやすい時を示唆します。成果や結果を出したい事があれば、宇宙に自分の企画書を提出する気持ちで臨むのが良いでしょう。
逆位置の場合は、感情が乱されるようなことが起こる暗示。しかしそれは周りが悪いのではありません、あなたの問題です。感情論になってしまわないように気を付けましょう。
人間関係や相手の気持ちに正義が出た場合
人間関係や相手の気持ちに正義が出た場合、あなたの事を正しく評価してくれるでしょう。また、相手との関係を適切に育める時です。逆位置の場合は、ジャッジしたりされたり等で、お互いに冷静さを欠いてしまう状況が予想されます。その場合は一度冷静になる時間をつくり、自分の考えと行動、そして周りの環境のどの部分がどうズレているのか…違和感を確認してくださいね。
正義がよく出現する時は
正義がよく出現する時は、しっかりと物事を俯瞰していく事を求められている時。物事を大局的に捉えて動くことで物事が良い方向に進みだすでしょう。何事も現実に反映されやすい時ですので、 起こる出来事から学ばせてもらう気持ちを持ちながら過ごしてみる と、良い気づきに恵まれるでしょう。
逆位置でよく出現する場合は、何らかの偏りや不協和音の暗示です。現実に起こる出来事も上手くいかなくなる恐れがありますので、自分自身のズレを精査し、軌道修正していきましょう。
宝良的考察×正義×宇宙×メッセージ
正義は「物事はしたように成る。プラスのものはプラスに、マイナスのものはマイナスに。」という風に語ってくるカード。
正義は、言い訳やその人の都合に惑わされず、あなたの行動と心の声から全てを判断してきます。心では本当は嫌なのに体裁を気にして行動する人はその通りの結果が下ります。反対に、心に正直に行った行動はしっかりと反映されます。
なので、一般的なキーワードでは「正しい結論・正しい判断・公認・決断」といったようなものが出てくるのでしょう。自分がした判断が正しければ、それ相応の結果がきちんと返ってくるということをです。
宇宙の法則も同じように、プラスを投げかければプラスとなって帰ってくるし、プラスを投げかけたつもりでも、心に向き合わず本音がズレていると思った結果は出てきません。相手を裁けば自分も裁かれる。ただそれだけのこと。
思考と心と行動は必ず一致させてください。
宇宙も正義も本当はシンプルです。人間の生き方も、本当はシンプルにするべきなのだと思います。
逆位置で出た場合
逆位置の場合は、正しく判断できないことを示します。持っている秤の均衡を失ってしまうイメージです。
急いで決断を下そうとしてしまうため、自分が正しいんだ!間違っていない!と相手や状況を責めたり、感情的になって冷静さを欠いてしまったりします。そのため、一般的なキーワードでは「不正・モラルの欠如・偏見・不公平」となるのです。
正しくやればしっかりと結果が出る時なのに、真実から目をそらし結果をだそうとしたために、こういう事柄が起きるのでしょう。
どうしてそのような状況が起きるのか?正義は一体何の偏りを教えてくれているのか?というのを内観することで、思い通りの結果にならない原因がわかってくるはずです。
「お前の言い訳などいらない。心の声に従うべきではないのか」という声が正義のカードから聞こえてきます。
ちなみに他にもこういうパターンがあります。世間で売られているタロットの本を読んでみると、「あなたの実績が正しく評価されない」などと書いてある場合がありますが、それは 正しく言い換えると「正しく評価されていないから、評価されたいなら評価されるように工夫すること。」となります。
何かがおかしいから、正しく評価されない のです。相手に見る目が無いのではないのです。
言いたいことはきちんと言えていますか?不安にフタをしていませんか?本音と建前で分けてはいませんか?それもすべて秤にかけられて、結果が出てくるのが正義です。
試行錯誤して頑張っても正当に評価されないのならば、評価されるところに移動すれば良いだけ。もしもそこでも同じような出来事があれば、やはりまだ原因は外ではなく自分の中にあります。
正義はあなたに有無を言わせません。望みとは違う不本意な結果が返ってきたのであればどこが偏っていたのか?自分何をどうすれば良いのか?を考える機会を与えてくれているのだと捉えましょう。
(事件、事故、災害、子供の頃のいじめと虐待以外の)起こる全ての出来事は、自分が引き寄せたものです。外からもたらされることなどありません。周りや環境は悪くないのです。そういう風に人生を捉えている人でないと、なかなか読みが難しいカードかもしれませんね。
正義のジャッジって何か?
審判も「JUDGEMENT(ジャッジメント)」といいますが、正義の場合のジャッジは 「人を裁く」という意味合いで出てきます。よく逆位置のキーワードで「相手や自分を裁く」というのがそれですね。
〇〇しなければならない、こうでなければいけない。そうでないアイツや環境はおかしい!と自分の価値観の元に人や環境を裁きます。
実は私の若い頃(~20代前半までかな?)よくこの「正義」が逆位置で出てきていました。
正義の逆位置てなんだろう?「人を裁くって、何?私裁いてるかなぁ?」と思っていた当時の私。
しかし今、過去を振り返ると、人を本当に裁きまくりで、自分で分かっていないという痛い子でした(´<_` )
可愛くなければだめ
努力しなければだめ
太っていてはダメ
完璧にできなければダメ
仕事はさぼってはダメ
褒められたら、もっと頑張らなければダメ
不真面目な人はありえない!!!
そういう風に自分と人を裁いていたため
可愛くないのに 人気があるのはおかしい
努力してないのに、うまくいってるのはおかしい
完璧じゃないのに認められてるなんて、ズルしてるにちがいない
期待に応えらえるよう、頑張るべきだ
だから、可愛くないのに人気がある人は嫌い
努力してないのに、へらへらしている人は大っ嫌い
完璧じゃないのに認められているなんておかしい。私は絶対に認めない
期待に応えない人は最悪
と、自分の正義を振りかざし 人と自分をめっちゃめちゃに裁きまくっていました。お恥ずかしい過去です。(;^_^A
そんな当時(20代まで)の私は結局、
可愛くなる努力を精一杯するけど 自分も常に見られて批評されているような気がして 人の目が怖くなる。
努力しないとダメだと思うから、努力に努力を重ねる。ヘトヘトになる。そして メンタルバランスが崩れる。過食があったり感情の起伏が激しくなる。
太っているのはありえないと思うから、常に万年ダイエットを目指す。ガリガリになっても まだ太ってると思い込み健康に支障をきたす。
完璧じゃ無いとダメだと思うから、歪(いびつ)な自分を許せない。褒めてくれてもちっとも嬉しくない。お世辞でしょ?と思う。
期待に応え無いとダメだと思うから、自分がやりたくなくても常に「yes」と言ってしまう。そして頑張る。パンクする。
という事を繰り返していました。今はタロットのおかげでめちゃくちゃ整ったので大丈夫ですが、このままだったとしたらゾゾゾとします。
正義は「人を裁けば、自分も裁かれる。実際に裁かれていなくても 裁かれていると思い込む」という事を教えてくれます。自分の自覚がなくても、どんな言い訳があろうと関係無いのです。物事や現実はきちんとバランスが取れているのです。
認められないと思っていたのは、自分が自分を裁くから。自分が他人を裁くから。
認められたいなら、「どんなに頑張っても認められない自分さえも実は認められているという事実」を受け入れること
可愛くなりたいなら、可愛くない歪な自分を受け入れること
努力していない人を許したいなら、相手に良く思われようと努力するのをやめること
痩せたいなら、太っていることの良さも受け入れること
完璧になりたいなら、どうあがいても不完全な自分を認め、受け入れること
期待に応えない人を許したいなら、自分も期待に応えるのをやめること
そうすることで正義のバランスが取れて
勝手に認められるように
勝手に可愛くなるように
勝手に楽を受け入れられるように
勝手に痩せるように
勝手に完璧になるように
勝手に期待に応えなくても上手くいくように
環境が動いていくのです。
もしもタロットカードが喋ったらシリーズ
正しい結果をきちんと良い結果に持っていくために、日頃から意識していきましょうね☆
そのほうが気持ちも楽だし、心地良く過ごせるし、良い事だらけです♪
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Comment
JUSTICEのカードの説明分かりやすかったです。引き寄せの法則、でしょうか。分かっているようで、分からないところがあり、恐らく、自分がまだそれを体感していないからだと思うのですが、一歩前進したような気がします。ありがとうございます。今日の夜はJUSTICEのカードが出ました。何が起こるのだろうか。
コメントありがとうございます♪何があるか楽しみですね^^ぜひ考察してみてください(#^.^#)