【2024年決定版】ペンタクルの2編 仕事/恋愛/相手の気持ちを含めた全体的な意味・解釈を解説 【ライトワーカー監修】
「2」という数字は陰と陽・善と悪・裏と表などの二元性を示しています。2 女教皇と関連がありますが、ペンタクルの2の場合は「2つある物事に対してのスムーズさ」「継続」「習慣」を示します。
私の呼び方は「コインの2」でも「ペンタクルの2」でもどちらでも結構です。
目次
風の時代の新解釈:タロットカード ペンタクルの2の絵柄の意味
タロットカードに描かれている人物がコインを両手に持っていますが、そこには無限大∞のマークが描かれています。二つの間でやり取りが続いている事を示しています。明るい雰囲気からそうなるのかはわかりませんが、一般的には「遊んでいるだけの人」と言われる事もあります。
しかしながらこのカードは、そんな表面的なカードではありません。
ここにtakara tarot流 風の時代の新解釈を加えると「具体的な物事を、習慣になるまで無限にやり続けている」という事になります。その中にはもちろん、遊び心が入っている事も多いでしょう。なぜなら肩の力を抜いてリラックスしている状態というのは、イコール「無意識の状態」になるからです。
無意識に何かを行っている時点で、すでに自分の体にその事象がインストールされている証拠となります。つまりこのカードは「そんな風になるまでやり続けろ」という事を教えてくれているのです。
ちなみにお金の事だけを言ってるんじゃないよ!
コインを持ってるからか、皆すぐ「お金お金」言うけど…違うからね!
タロットカード ペンタクルの2が正位置で出た場合の全体的な意味
ペンタクルの2が正位置で出た場合の一般的なキーワードとしては「やり取りを楽しむ・マメなアプローチ・気軽さ・変化・お金のやりくり」を示しています。まるでお手玉をやるように、その状態を繰り返すようなイメージです。
一枚引きでのアドバイス例
物事が形になるまで、全ての万物は分裂を繰り返し、そこでやっと次のステージに行きつきます。つまり「確固たる方向性」が決まるまでは、繰り返し何かを反復したり、その状態に慣れていくための恒常性を創らなければいけないのです。私たちの体も「いつもの習慣」で形作られていきます。だからこそ、何か目標がある場合は「目を閉じてもその事が出来るように、習慣化する事」を意識してみると次のステップへと進む事が出来るでしょう。
タロットカード ペンタクルの2が逆位置で出た場合の全体的な意味
ペンタクルの2が逆位置で出た場合も、元々の世界観は変わりません。ですが、逆位置の場合はその力が正しく発動しなくなるため「スムーズにいかない・コミュニケーションが取れない・お金の問題・続かない・落とす・習慣化できない」となります。
一枚引きでのアドバイス例
スムーズにできないのも、コミュニケーションがうまくいかないのも、お金の問題も、継続できないのも…すべては「間違った習慣を身に着けているから」にほかなりません。どうすれば円滑になるのか…考えてみましょう。
お手玉を落とすように、「やっぱりできない!」となる場合は、ただ単にそれが体に染みついていないせいです。身体がそのことを覚えるまで、毎日やってみましょう。そうする事で、あなたの細胞は必ず新しい習慣を身に着けてくれるのですから。
タロットで仕事を占った場合の意味
仕事を占った場合にタロットのペンタクルの2が正位置でた時は「淡々と業務に取り組む人」を示しています。変化はありませんが、縁の下の力持ち的存在になり得る印象です。その為キーワードとしては「ルーティンワーク・事務・経理・機械的な作業・公務員・淡々と仕事をする人・社会の歯車・今は継続するべき時・お金のやりくり」となるでしょう。
一枚引きでのアドバイス例
文句を言わずただただ物事に勤しみ、慣れるまで継続して頑張るあなたの姿は、社会から良い評価をされていきます。ただ、表立って褒められる事はないかもしれません。しかしあなたのような作業をする人がいなければ、社会が回らないのも事実です。誇りを持って、業務に勤しんでくださいね。
また、独立してビジネスをしている人は「今こそ物事を定着させる時」となるので、つまらないなと感じても、今やっている事を継続していく事に重きを置いてくださいね。
また、逆位置で出た場合のキーワードとしては「飽きる・諦める・やめる・お金の無駄遣い・無責任・さぼる・自転車操業・定職につかない」となります。つまり一言で言うと「物事を習慣化できていない人」の象徴となるのです。
一枚引きでのアドバイス例
「私って何やっても続かない」「頑張れない」…そんな風に感じていませんか?でもそれは、継続した先にある風景を知らないからかもしれません。まずは雑念を横に置き、目の前の物事に一生懸命になってみましょう。その先の未来の事は考えなくてよろしい!
ただただ慣れるまで、ある意味「石の上にも三年」を意識しながらやってみる事。「やらなきゃ…」という感覚よりも「気づいたらやってる!」という感覚になるまで、今はひたすら継続あるのみ!なのです。
タロットで恋愛を占った場合の意味
恋愛を占った場合にタロットのペンタクルの2が正位置で出た場合のキーワードは「こまめなやり取り・連絡が取れる・コミュニケーション・関係性の継続・順調さ」を示します。大きなイベントがあるわけではありませんが、何でもないような日々を大切に育んでいけているサインです。
一枚引きでのアドバイス例
両想いの場合は、お互いにスムーズなやり取りができる時期に来ています。今は二人の関係性を育むべき時と捉え、日々の何気ない出来事を楽しんでみましょう。また、片思いやフリーの方の場合は、連絡が取れるような異性とご縁があります。会話のキャッチボールを大切にしてみるようにすると吉!
また、逆位置の場合の一般的なキーワードとしては「連絡が取れなくなる・ラインブロック・会えない・調子が狂う・遊びの関係・お金がかかる恋愛・二股」となります。スムーズさに支障が出るような印象です。
一枚引きでのアドバイス例
両想いの場合は、お互いのリズムに支障が出るせいか相手とのコミュニケーションがうまくいかない暗示です。その場合は「どこでどう躓いているのか」をしっかり観察し、障害を取り除く努力が大切です。また、片思いやフリーの方の場合は、相手とのコミュニケーションの欠如により、蔑ろにされてしまうかも。大切なのは「実りある会話のキャッチボール」です。上っ面だけの会話やその場限りの関係は控えましょう。
タロットで相手の気持ちを占った場合の意味
正位置
お相手はあなたに対して「もっと交流してみたいな」と感じてくれているご様子です。なので、ラインやメール・電話といったやりとりをマメにしてみると良いでしょう。また、お相手の状態を表す場合は「淡々と過ごすのがお好きな人」となります。その為、ジェットコースタ―のような激しい変化はあまり好みではないでしょう。
明日も次の日も、そして未来も同じリズム・スタンスで過ごせるような心穏やかな毎日を過ごしたいと願っているようです。
逆位置
お相手はあなたに対して少々「つまらなさ」を感じているご様子。打てば響くというよう関係性を欲しているのでしょう。しかしそれはお相手の問題です。お相手は「関係性を紡いでいく事」よりも「真新しいモノ」が常に好きなのでしょう。つまり、刺激をいつも欲しているという事になります。その為、忍耐や努力といった継続的な行動は苦手…という事になりますから、この状態に陥っている方と関係性を築いていくのは難しいでしょう。
タロットカード ペンタクルの2のオラクルメッセージ
不慣れだったお手玉が
数をこなすと出来るようになるように
何事も続けていく事で
上達していくものだから。
諦めないで
怖がらないで
失敗してもいいじゃんと
言えるあなたになって欲しい。
ペンタクルの2まとめ&もしもタロットが喋ったらシリーズ
「人生は、思い込みでつくられる」という言葉をご存じでしょうか?
これは量子力学的にいうと「普段の想いの積み重ねで、私たちの人生の方向性が決まる」という感じになりますが
- 涙目で物事を見てしまう傾向がある人は、いつも「かわいそうな人」と出会います。
- 「自分は困った時に必ず助けられる人間だ」と思ている人は、絶対に重要なポイントで助けてくれるような人と出会います。
- 「私なんて主役になれる訳がない」と感じている人は、常に脇役の人生を演じ続けます。
「思い込み」というのは、思い込んでいるから見えにくいものではありますが、自分の望む現実をこの世に「形」として登場させたい場合は、ご自身の習慣から変化させる必要があります。
例えば、こんな風に…。
かわいそうな人を人生に登場させないためには。
相手を「かわいそうな人認定」するのも、自分を「悲劇のヒロイン」に仕立て上げる習慣も…すべて辞めて
「他人の事は他人事として尊重する癖」を付け、「自分の事は、自分事して淡々と解決していくようにする」事を意識してください。
そうは言っても、出来ません!
「できない」と思うのは、ただの思い込みです。できると思ってまずは3か月。意識してやってみてください。
「出来ない」という思い込みを何十年も培ってきたんだから、それを「出来る」に変えるには、最低でも毎日3か月間継続して意識する事が大切だ。だが気を付けて欲しいのは「意識してるけど、実行には移してません」っつー奴だ。それだとなんの意味もねぇぞ。
例えばこれを仕事に例えてみよう。
【「私はできる」と言ってアファメーションだけして、何の努力もしない人】をイメージしてみておくれ。
そんな人に「唱えたけど出来ません!」と言われたら、そりゃそうだ…となるじゃろ?
発言と行動は常に一致させておくれな。
困った時に必ず誰かに助けられる人の特徴。
困った時に必ず助けられる人は、いつも困っている人を助けている人です。何も言われていなくても、見返りを求めずに手を差し伸べる事って大切ですよ。
そうは言っても、手伝ってって言われてないし…。自分から助けるなんて損しそうで無理!
だから助けられないんでしょうね…。南無三!
とはいえ、「助けてるんだから、何かあったらあなたも…わかってるよね?」っつースタンスだと、それが跳ね返ってくるぜ。
だからこそ「ただただ、自分は助けたいと思ってやってます。」っつー意図を持ってるから、それがかえって来るんだ。
全ては循環。自分に還ってくるものなのじゃ。
常に主役になる人の習慣。
常に主役になってしまう人は、誉め言葉を全部受け取る上に自分から発する言葉も全て肯定的なのです。
私って本当に恵まれていて、豊かなのよねぇ…。
わかる~!そんな感じする!
常にこの状態なので、周りから「この人は豊かな人」「恵まれている人」なのだと認識される。
その結果、なぜかどこに行っても目立つポジションを獲得する。
常に脇役になる人の習慣。
誰も私の事なんて見てないし、気にしてもくれない…。だから気にしてもらえるようにしなきゃ…!
きょ‥今日はいい天気ですね!
え?あぁ…そうですわね。
・・・・・・・・・。
会話が…続かない…!
まるで通行人Aのセリフだな…。
この人の 人生には セリフが 少なかった…!
そりゃ、主役にはなれんわなぁ。
いかがでしたでしょうか?
これらの例えばほんの一部。でも、いかに習慣が現実を創るか?ということが「少しだけ」見えたのではないでしょうか。
習慣を変えれば無意識が変わり、無意識が変われば人生が変わります。
ぜひあなたも意識して「習慣」「思い込み」を変化させてみて下さいね!
ペンタクルの2 youtube動画
この記事を最後まで読んだ方にオススメなのはこちら。
◇【好転語録】相手と仲良くなりたい時や、メールの返信が欲しい時
◇タロット占いで本当に未来は当たるのか!?現役タロット占い師が本気で検証してみました。
◇【本当の親孝行って何?】親離れできていない妹にもやもやします・・・。自立して自分の人生を大切にしてはいけないのでしょうか?
他のカードの意味一覧はこちら