【大嫌いなアイツ!】職場でどうしても許せない子がいます。この怒りはどうしたら良いですか?
職場でどうしても許せない子がいます。
仕事はしない、嘘はつく、調子が良い、私が何を注意しても、全く響きません。
そのときは「すいませんでした。わかりました。」と言うくせに、また同じことをやらかします。
もう、いい加減にしてほしいです。
やらなければいけないこともやらず、ずっとおしゃべり。サボり。たまに遅刻。
こんなんで同じ給料をもらっているなんて許せません。怒りでどうにかなりそうです。
職場の人は、「ほっとけばいい」と言うのですが、どうしてもほっとけません。
なので、自然とその子の悪口を言ってしまったりしてしまい、こんな自分もなんだか嫌です。どうしたらいいでしょうか?
20代女性 Dさん
さて、このDさんはこの女性に対してどうしたら良いのでしょうか?対処法をタロットに直接聞いてみましょう!
目次
あいつがどうしても許せない・・・・!?でもなんで許せないのかな?
この会話でわかる通り、Dさんは「仕事は仕事」としっかりと割り切り プライベートと分けて考えているようです。それに対してサボっているとされている子は、プライベートの延長で仕事をしているように見える。
そして、それがある意味認められているのが耐えられないのでしょう。
このやり取りを見ているだけで、Dさんのタブーやルール(〇〇するべき・〇〇しなければ)が見えてきますね。
仕事はしっかりとするべきだ
人に迷惑をかけてはいけない
頑張らないと愛されない(だから、頑張っていないのに認められている人は許せない)
白黒はっきりつけなければいけない
なので、Dさんのタブーやルールを平気で破る人が、耐えられないくらい許せないのでしょう。ではDさんはどうしたらこの人を許せるようになるのでしょうか?
どうしても許せない人を許せるようになる方法とは
白黒はっきりさせることや、真面目にやることだけが正しいのでしょうか?それでは限界がきませんか?もしかしたら、あなたもゆるくやっても良いのかもしれませんよ。
ただ単に、あなたは自分で自分を苦しめてしまっているというだけなのです。きちんとやるべき、ルールは守るべき、迷惑をかけてはいけないから、もっと頑張らなければいけない、もっともっと頑張らなきゃ・・・・・という風になってませんか?
自分の中で、〇〇するべきというルールが多いことは、自分でも理解してます。頑張らないとダメだと思って、毎日頑張ってくたくたです。でも、ゆるく仕事をするとか、人に迷惑をかけるとか、本当に怖いです。そんなことをしても良いのでしょうか・・・・?
今まで頑張ってきたことは、一つも無駄ではないです。ですが、今よりもっと広い世界に飛び出そうとしているのに飛び立てないDさんがいます。(ワンドの3)きっと今のやり方では無理なのでしょう。
〇〇するべき、〇〇しなければならない・・・こういった制限を自分に課せば課すほど、身動きは取れなくなってきます。自分で自分を苦しめてしまうのです。そして、「〇〇しなければ」というのは絶対ではないということを、その子を通じてDさんは今学んでいますね。
きちんとしなくても、頑張らなくても、迷惑をかけても・・・実は愛されるのかもしれない。認められるのかもしれない。
でもそれを実行するのはきっと不安でしょう。怖いでしょう。でも、もしもDさんが今のこの状況をどうにかしたいと思うのなら、やってみるしか無いと思います。
やってみて、「本当に 頑張らなくても大丈夫だった」という事実を体験する必要があります。そうすると、「許そう」と思わなくても、自然ときにならなくなるはずです。結果的に許せるようになってしまうんですね。
片方しか認めないから、どうしても許せなくなる。許したいのなら、両方を認める事。
頑張ることしか認めない(頑張らないを否定する)
迷惑かけてはいけないと思う(迷惑をかけることを否定する)
だから、頑張らない人が許せないし、迷惑をかける人が許せない。でも、世の中っていろんな人がいて、矛盾だらけで それで良いしそれでみんな回ってますよね。
事実は、頑張らなくても頑張っても認められるし迷惑かけてもかけなくても愛されるんです。
もちろん、頑張らないと怒る人もいます。でも、頑張らなくても怒らない人もいますね。怒る人は、その人に対して怒っているというより、「頑張らないとダメだろう」という自分の中の正義を振りかざしているだけなんです。
迷惑も同じです。迷惑かけて怒る人も入れば、喜ぶ人もいる。怒らない人もいる。迷惑かけられて怒る人は、「迷惑をかけてはいけない」と思って頑張ってきた人。ただそれだけなんです。
だから、頑張ってもいいし、頑張らなくてもいい
迷惑をかけてもいいし、迷惑をかけなくてもいい
そういう風に二つを認めると自然となぜか許せてしまうようになります。頑張りたいときは頑張るし、頑張りたくないときは手を抜く。迷惑をかけたくないと思うときはちょっとやってみてもいいし、迷惑をかけても良い。
そうすると、Dさんがどうしても許せないと思っていたあのひとも、どうでも良くなってきます。
ただ、今までの思い込みというのは強いものなので、「本当にいいの!?」という風に思ってしまい 進むのが怖くなるかもしれません。でも、それでも大丈夫!とやってみることです。そして、やってみてやっぱり怒られた!という風になっても、めげないで何度か挑戦してみること。
10回位を目安にやってみましょう。10回迷惑をかけるうち、3回許してもらったらすごくないですか?今までは一度たりとも許されないと思っていたのに、許されるの!!?みたいに感じるはずです。
それが慣れてくると、10回中7~10回は許されるようになってきたりします。そうすれば、頑張らない人を見ても、イイね!と言えるし、迷惑をかけられても「しょうがないな!」と言えるようになるんですね。
不思議ですが、本当です。ぜひやってみてくださいね♪
【大嫌いなアイツ!】職場でどうしても許せない子がいます。この怒りはどうしたら良いですか? まとめ
いかがでしたでしょうか?
怒りって、体に悪いです。怒るだけで毒素を排出してしまって、それでマウスを殺すこともできるんですって!!怖いですね・・・
でも、怒るなってことではないんです。怒りも大切な感情なので、「はらたつわ~!!」としっかりと怒ってから、私は奴の何に反応しているんだろう?何が腹立つのだろう?そういう風に自分で内観することによって、怒りの正体を知ることができます。
これは怒らないと出てこないので、怒りに決して蓋はしないで下さいね!
自分が変わるということは、自分の中の器を拡大させる事を言います。片方しか認めてない事柄があれば、両方良しとしてみる。思い込みをしっかりと確認してみること。それだけで勝手に器が拡大し、勝手に自分が成長します。
タロットもそうですが、片方だけしか認めないと逆位置になり、違和感が出てくるんです。本当は正位置も逆位置も含めて一つのカード。それが本来の歪みのないスタイルなんです。
正も逆も持っている。人に置き換えれば、陰も陽も自分自身。陽しか認めないと、陰に悩まされ、陰しか認めないと陽に悩まされる。どうにかしたいと思うなら、両方認めてしまうしかない。それが究極的な人を許せる方法となります。
職場に消したいほど許せない人がいた、昔の私の話
だいっきらいで、消したい!!!と思うほどどうしても許せない人がいました。
いつもミスをする癖に、反省せず それでいて周りには好かれている子。この子の尻拭いはいつも私で、私ばかりが頑張って、私ばかりが損をしているように感じていました。 (ちょっとDさんと似ていますね)
その子が辞める時、職場のみんなに手紙を渡してくれました。もちろん私にも。その内容は、
「宝良さんと一緒に働く時間が苦痛でした。仕事に行きたくないと思うこともありました。でも、宝良さんのおかげで成長できました。ありがとうございます。」というような内容。
ふざけんな~!!!あんたの尻拭い、どれだけしたと思ってんだよ!できないから注意していただけでしょ!いい加減にしろ~!!!!と思い、手紙を破り捨て、何年経っても大嫌いなまま。嫌な思い出として残っていました。
どうして私がずっとその子を許せなかったかというと、「その子のために頑張って注意して、その子のために(嫌なのに)尻拭いした努力を認めてもらえなかったから」でした。
「最後の最後に、手紙で最後のにぎりっぺみたいのかますの、いる!!?」って。どんなに迷惑をかけられても、どんなに嫌われようとも、感謝されなくても良いから、私はただあなたの為に頑張っていたことを認めてくれさえすればそれで良かったのに
にぎりっぺ、いる!!!????
と思ったものでした。
そして、私がどんなに尻拭いをしたかも知らず、どんなに迷惑をかけられたかも知らない他の職場のメンバーに、手紙を捨てた事を知られたときは(どんなやり取りがあったかはその人は知らないのに)、「ひどい人」というレッテルを貼られ
何も知らないくせに!!!
と一人でずーーーーっと怒ってました。本当に許せなかった。
でも、時が経ち、人に迷惑をかけることを覚え、ゆるーくやることを覚え、がんばらないことを覚え・・・いつしかその子のことは気にならなくなり、まぁ、そんなときもあるよね!と自然と許せている自分がいます。
これは、私の中にも
人に迷惑をかけてはいけない
お世話になった人に後ろ足で砂をかけてはいけない
頑張らなくては認められない
仕事は楽しくしてはいけない
というのに、全部〇をしたおかげだと思います。そしてそんな私は「やさしくなったね」と周りから言われるようになりました。(どんだけ優しくないと思ってたんだ~)
人に迷惑をかけているのに
後ろ足で砂をかけるときもあるのに
頑張ってないときもあるのに
仕事をしっかりしていないときもあるのに
必死でルールを守っていた時より認められるって、本当すごいですね。やっぱり偏っててはいけないのですヨ。
自分の中のタブーを犯したり、ルールを破ることはとても怖いことですが、やってみないとわからないことがあります。
どうしても許せない人がいるときは、自分の中のタブー・ルールを知り、認めてみてください。相手を無理やり許さなくても、自分の中の×を〇に変えるだけで、勝手に許せるようになるはずです。
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