【タロットカードを数字で覚えよう!】小アルカナ「7」の意味
「6」で物事が調和され、動き出すと飛躍の準備が整います。
なので小アルカナの「7」は飛躍の方法を教えてくれるカードとなっています。
目次
小アルカナ「7」の共通点
「7」は戦車とも関連があり、七芒星にも例えられます。
七芒星は「不可能を可能にする」とか「宇宙のパワーを得られる」とか言われていますが
想いに行動が乗った途端、どんなことも実現可能(つまり、不可能が可能になる)という事をそれぞれのスートを使って示してくれているのでは・・・?と私は考えています。
特に大アルカナ「7 戦車」は、不安と恐れという人間的感情と一緒に、行動を起こす(突き進む)からこそ、勝利を掴むことができるんですね!
見えない力がどーのとか、インスピレーションがどーのとか言っていても
行動が伴っていなければ、何も掴めません!
むしろ、その「行動というプロセス」を経験して成功を掴む!という事が
生まれてきた課題であり、人生の醍醐味。
その具体的な方法を、小アルカナたちは教えてくれています。
・ワンドなら、自分のやりたいという情熱を元に次々とくる出来事を捌くことで飛躍し
・ソードなら、新たな知恵を使い、行動することで飛躍し
・カップなら、自分の妄想力を現実的に反映させることで不可能を可能にし
・コインなら、現実を見つめ具体的にどうすれば良いかを真剣に考えることで、より良いものを作ることができる。
というような感じです。
ワンドの7の場合
「6」で色々な人の力のおかげで、自分が前進したら今度は
「自分一人でこなさなければいけないという正念場に遭遇」します。
なのでワンドの7の一般的なキーワードは
「次から次へと依頼が来る・チャレンジ・頑張り時・一人勝ち」となるんですね。
ついつい履いてる靴を間違えてしまうくらい忙しくなります。
なので、このカードが出たら「忙しくなる」のは確定なので
その時に備えて準備をすると良いでしょうね♪
で、逆位置の場合はそのパワーを上手に活かせない事を示します。
忙しくなることは間違いないのですが、手が回らないような状態になってしまう。
正位置だと自分が優位で「頑張ろう!」という気持ちがあるのですが
逆位置だと「忙しすぎて疲れた・・・」とか「もう嫌・・・」という風になってしまう。
なのでキーワードでは
「対応しきれない・キャパシティーオーバー・やらされている感がある・足元を見られる」
となります。
ただ、飛躍のチャンスなのは間違いないので、あわてず騒がず落ち着いて。
困った時こそ優先順位を大切にしながら、そもそものワンドの「情熱」や
「周りのために自分の能力を発揮しよう!」という動機を再確認して動くと良いでしょう。
ソードの7の場合
ソードの6で不安を抱えたまま、未知の世界へと進んだら
「なんだ!やればできるじゃん!」というのを実感します。
ですが、今までのやり方だと飛躍は難しい・・・。ということで知恵を使います。
多少 正攻法ではなくても、自分の信念を貫くために動く。
つまり、ちょっとズルをする(賢く乗り切る)ように戦略を練るんですね。
なので一般的なキーワードでは
「周囲を出し抜く・賢く立ち回る・一人勝ち・ずる賢い・駆け引き・言葉と行動の不一致」
となります。
ズルするのが悪いというわけではなく、人は「もっと飛躍したい」と
考えるとき、やはり周りと同じやり方ではいけないという事に気づきます。
なので、ソードの7が出た場合は「どう乗り切るか?乗り越えるか?」という事に
頭を使ってみると良いでしょう。
で、逆位置の場合は自分の頭だけでは切り抜けられなくなります。
なのでキーワードでも
「一人ではうまくいかない・隠していたことがばれる・素直になる・誰かに相談する」
となります。
自分よりもっと頭の良い人や、機転が利く人に相談してみましょう。
計画を練り直すことで、また軌道修正ができるのです。
カップの7の場合
カップの6で過去の思い出に浸ったら
今度は自分の未来のために、色々な理想を思い描きます。
これが欲しい、あれが欲しい、こうなったら良いな・・・そんな妄想が広がるのです。
なのでキーワードでは
「夢見心地・創造・アイデアが沸く・幻想・現実逃避」となります。
皆さん、「人が頭に思い描く理想は、現実可能なものである」という事をご存知でしょうか?
むしろ、「現実可能だからこそ、頭に浮かぶ」のかもしれません。
そしてこのカードは「飛躍の7」。
という事は、行動に起こしさえすれば全て現実可能なのです。
ただの妄想に終わらせたり、「夢」で終わらせたら勿体ない!
ぜひ現実化してくださいね!
で、カップの7が逆位置になると、少し意味合いが変化します。
キーワードでは
「現状を把握する・迷いが晴れる・アイデアが浮かばないする・夢に浸る」
・・・つまり、行動に起こそうとするか?夢のままなのか?で分かれるのです。
どちらになるのかは、周りのカードとの兼ね合いを見なければわかりません。
そこは気を付けてくださいね♪
コインの7の場合
コインの6で物質的なバランスの使い方を学んだら、それをもっと活かそうとします。
コインの7のカードを見るとわかるのですが、「一応すでにもう実っている」のです。
でもそれをもっと良いようにやれないか?と思案しているのがコインの7。
なので正位置のキーワードは
「現状に満足しない・損得を考える・どうすれば良いか思案する」となります。
で、逆位置になると
「アイデアが浮かぶ・成果が出る・改善点が見つかる・気づかない」となります。
閃くのか、結局損得を考えすぎて気づかないのか・・・
二極に分かれる感じです。
これも周りのカードとの兼ね合いをしっかり見て判断してくださいね♪
【タロットカードを数字で覚えよう!】小アルカナ「7」の意味 まとめ
いかがでしたでしょうか?
冗談抜きで、飛躍するためには行動力は必須です。
だって、私たちは現実世界に生きていますからね。地に足の着いた行動は重要なんです。
という事はつまり、地に足の着いた行動と、インスピレーションを合体させれば
無敵
という事なんですね♪
「7」のカードが出た時は、ぜひ行動に起こして
現実と見えない世界をリンクさせてくださいね♪
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