【2024年決定版】ワンドの5編 仕事/恋愛/相手の気持ちを含めた全体的な意味・解釈を解説 【ライトワーカー監修】
今回はワンドの5の解説です。
ワンドの4でしっかりと心と体を休めたら…また社会に向けて飛び出す時が訪れます。社会に向けて飛び出すというのは「社会に揉まれて、成長する」という事。ワンドの5はその事について詳しく伝えてくれていますよ!
目次
風の時代の新解釈:タロットカード ワンドの5の絵柄の意味
タロットカードのイラストを眺めてみると、青空の下 5人の若者が何かを競っているように見えますが、これは比喩のようなもの。日常生活に例えると、5人の若者「意見の出し合いやディスカッション(討論)」をしているのです。
こと最近の風潮としては「意見を戦わせる」という事は嫌がられたり煙たがられる傾向にありますが、澄み渡るような空の背景がある事から「前向きな話し合い」「討論」は、「これからの未来に向けての明るい戦いである」ということを示してもいるのです。
これがtakara tarot流 風の時代の新解釈だよ!
「平和主義」と「自分の意見を言わない」のとには、大きな違いがあります。
しかしそんな風に「言わぬが花」「我慢さえしていれば丸く収まる」と言って過ごしてきた人は…どうでしょう?「どうしてこんな人生になっちゃったんだろう」とか「こんなはずじゃなかった」とか、人によっては体まで壊したり…していませんか?
ということはつまり、その考え方は間違っていたという事。
人生を振り返ると、いつでも前に進んでいたり人生がうまくいっている人は皆「自己主張をしっかりとしていた人たち」だったはず。
今からでも遅くはありません。適切な意見の出し方/自己主張の仕方を学び、成長していく事を意識していきましょう!
明日より今日が一番若く元気なのじゃから、過去について後悔するよりも一刻も早く自分の襟を正す事が大切じゃよ。
明日のおめぇが変わるかどうか?は、今のおめぇの頑張りによるんだからな!
タロットカード ワンドの5が正位置ででた場合の意味
タロットのワンドの5が正位置で出た場合のキーワードとしては「本音で語る・本音をぶつける・揉める・葛藤・切磋琢磨・交渉」という形になります。正位置の場合は全てより良い未来を勝ち取るために、向き合い戦う印象です。
一枚引きでのアドバイス例
まさに今は、色々な人たちの意見を参考に立ち向かうべき時が来ています。「私はこう思う」「私はこう感じる」という「私は」の部分をしっかりと表に出していきましょう!そうしてその上で「あなたの意見もお願いします」という姿勢を持っていれば、必ずや良い方向に物事は進んでいくでしょう。
タロットカード ワンドの5が逆位置で出た場合の意味
逆位置で出た場合も、そもそものワンドの5の世界観は変わりません。「一歩外に飛び出す為に、行動を起こそうとすることや、葛藤」を表します。ですが、逆位置の場合はその意味合いが変化します。その為キーワードでは「感情論になる・意見がまとまらない・混乱・我を突き通す・支配しようとする・訴訟・談合」となる事が多いのです。またごく稀に、ずっと争いが起きていた場合は「争いが収まる」事もあるでしょう。
一枚引きでのアドバイス例
自己主張や自分の意見を言う…というのは、相手を支配する為に言ったり、我を突き通すために言うのではありません。「提示されている問題に対して、どうやったら最善の形にする事が出来るのか?」について、話を交わす為に言うのです。その辺をはき違えてしまえば、ただのトラブルになりかねません。話し合いが上手くいかない場合は、まずは自分の動機を見直すように心がけましょう。
タロットで仕事を占った場合の意味
仕事を占った場合にタロットのワンドの5が正位置でた時は、「ディスカッション・話し合い・グループセッション・会議・ミーティング・切磋琢磨」を示す場合が多いでしょう。時に厳しい言葉が行き交う事はあると思いますが、ここでの有意義な交流は、後に大きなプラスになっていくはずです。
一枚引きでのアドバイス例
忖度の無い言葉とアイディアを、皆が欲している時です。勇気を出して、「私は」こう思う。「私は」これが良いと感じる!という事をしっかりと伝えつつ、色々な意見を聞いてブラッシュアップできるよう意識しましょう。そうする事で必ずあなたはステップアップできるのですから。
また、逆位置の場合のキーワードとしては「意見が言えない・我慢・主張をしない・圧倒される・話し合いが苦手・成長しない」となります。すぐに傷つけられたと感じたり、○○ハラスメントだと感じるような場面が増えてくるでしょう。
一枚引きでのアドバイス例
自分の意見を言わないという事は、例えそれが「相手の為を思って我慢した行動」だったとしても、相手には全く伝わらないという事を肝に銘じましょう。察してもらおうとか、わかってもらおうという期待は捨て、勇気を出して意見を言う。これが今のあなたに求められている事なのですから。
タロットで恋愛を占った場合の意味
恋愛を占った場合にタロットのワンドの5が正位置で出た場合のキーワードは「前向きな話し合い・家族会議・成長し合える関係・仲間」という感じになるでしょう。ラブラブというよりは「一緒に頑張ろうぜ」という印象です。
一枚引きでのアドバイス例
より良い関係を育むために、腹を割ってしっかりと話し合う事が必要な時期に入っています。もしもすでにパートナーシップを結んでいる場合は、お互いの背中を預け合える関係を目指すと、唯一無二の絆が出来始めていくでしょう。
また、逆位置の場合は「一方的な関係・話し合えない・話がまとまらない・友達のまま」という感じになるでしょう。なかなか絆を育む事が難しいような印象です。
一枚引きでのアドバイス例
感情論に走ってしまったり、話し合いに応じてくれない…等といった感じで、お互いの絆がほころびかけている事を示唆しています。もしかしたらお相手は、自分の意見を言うのに時間がかかるタイプなのかもしれません。その事も含めて、お相手がどういったタイプの特性を持っているかを理解してみると良さそうです。
タロットで相手の気持ちを占った場合の意味
正位置
お相手は今、あなたとの関係をもっと良くしていこうと思ってくれているような印象です。また、あなたとだったら成長できる!頑張って行ける!とも感じてくれていそう。また、あまり話したことが無い場合は、今は趣味や仕事に一生懸命な時。恋愛よりも自己成長に重きを置いている感じでしょう。
逆位置
お相手は、あなたについて、「何を考えているのかわからない人」だと思っている暗示。または「威圧をしてでも自分の意見を通したい」と思っている人なのかも。どちらにしても、意見の交流がしっかりと成されていない様子を受けます。また、あまり話したことが無い場合は「人と腹を割って話すのが苦手なタイプ」か「ジャイアンのように相手を支配したい人」の可能性があります。インタビューをするなどして、確かめてみましょう!
タロットカード ワンドの5からのオラクルメッセージ
もっと成長したいと感じる時は
「イエスマンばかりいる場所」から離れ
忖度抜きに
「ここはこうした方が良いよ!」
「こうするともっと良くなるよ!」
と、意見をしてくれる人のそばに
いる事が大切です。
それと共に勇気を出して
自分の意見を言う事は
相手にとっても「助かる」事。
察してもらおう
理解してもらおう
という気持ちは手放し
「すり合わせ」「折り合い」
を意識しながら
人と関わっていくべき時に入っています。
今ならできる。
頑張って!
ワンドの5 youtube 動画
もしもタロットカードが喋ったらシリーズ
ねぇねぇ、どうしてオトナのひとって「話し合い」をイヤがるの?
ぼくたちは子供のころ先生に「こまった時はちゃんと話し合いましょう」って言われたよ?
おやまぁ、本質をつくトラちゃんじゃのぅ。
物事をより良くするためにお互いが腹を割って話し合ったり、嫌なものは嫌!ダメなものはダメ!と言いあう事は大切なのにな。
いつからこんな風になったんじゃろか?わしらが子供の頃は、もう少し違ったよな?
そうじゃな。
いつしか日本は「周りとの調和を乱すから、自分の意見を言ってはならん」「権力のある人の言う事だけを聞いておけ」という文化が馴染んでしまったようじゃの。
だからこそ、今はまんまと皆「物言わぬ羊」のようにされておるのかもしれん。
都市伝説ってやつか?
都市伝説だと、変な事を言うとる爺じゃと、思わせるようにされたんじゃろなぁ…。
まぁ、俺はその説信じるぜ!
他にも、最近ならちょっと何か言えば、やれモラハラだのなんだのってうるせぇ!って思ったりするよ。
最近は「頑張れ」ってのも言っちゃいけねぇそうじゃねぇか。そういうおめぇは何ハラですか⁉って言ってやりてぇわ。全く。
頑張れと言うのもダメじゃとは…!
でもね、実は世の中は捨てたものじゃ無いんですよ。
どういう事じゃ?
自分の意見を言わない/戦わせない/話し合わない…という風潮が、昨今長く続いてしまいましたが、それに関して「オカシイ」と感じる人たちも増えました。
だからこそ、実は「叱ってくれる人」「自分の意見をはっきりという人」のニーズがこれから先拡がる兆しがあるんです。
ビジネスも原点回帰しておるしのぅ。
軽やかに稼いでいる人たちは、実は昭和顔負けの動きをしていたりもする。わしらみたいに体は動かしてはおらんが、頭はフル稼働じゃ!
ふぅん。
何が良いのかはわからないけど、誰かをひどく傷つけるような異常なまでのモラハラや喧嘩じゃなければ、しっかりとぶつかり合う事って大切よね。
さ、行くわよ トラちゃん。
おじさんたち、ありがとお!
おう!強く生きろよ!
2024年の冬ドラマに阿部サダヲさん主演の「不適切にもほどがある」というドラマがありますが、これって本当に今の時代に突き刺さるドラマだと思います。
私たち人間は、自分の言葉を相手に投げかけたり 時にはぶつけられたりしながら『確固たる自分軸』というものを見つけていく生き物です。そしてそうやってぶつけ合うからこそ、信頼や絆が生まれ、物事がより良くなる事も沢山あります。
○○ハラスメントで言えば、「やりすぎ」や「個人的な鬱憤を晴らすような行為」は確かにおかしなものですが、そこにちゃんと愛があったり加減を知っているのならば、皆ちゃんと受け止める事が出来るのではないでしょうか。
とはいえ。
その為の「良い加減」や「愛情」を知るためには、(逆説的ではありますが)結局ぶつかり合って学んでいくしかないのです。
人間っておもしれぇな!
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